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学校紹介

 三里校区は小城市小城町の南部に位置し、西は多久市に隣接した純農村地区です。また、学校の西側には舌状台地の峯山(162m)、鏡山(134m)、その南には梅林で有名な牛尾山(80m)の小高い山があります。校区の東側は、佐賀平野の西端に位置し、古代の頃より水稲耕作が行われていた跡を残す久蘇遺跡や轡ヶ里など奈良時代の条里制の名残の地名にもあるように、現在でも肥沃な農耕地が広がっています。また、史跡も、源頼朝などが寄進したといわれる牛尾神社や、徳川家康の文治補佐した僧元佶が開山した三岳寺などの寺社があります。
 三里小学校の歴史は古く、明治11年9月に双里尋常小学校として開校され、何度かの校名変更を経た後、昭和24年4月学制改革に伴い小城町立三里小学校と改称し現在に至っています。    (平成17年3月市町村合併により小城市立三里小学校に改名)運動場南側には重量感に満ちた花崗岩の四角い門柱、車回しの蘇鉄の園、古木の八重桜等、歴史を物語るものとして現在でも息づいています。  春になると小高い丘の上にある校舎をバックに校庭に桜が満開になり道行く人々の目を奪うロケーションは学校の自慢の一つです。
 三里小学校は、子どもと教職員、保護者、地域住民が豊かに関わり合うことを大切にしながら、「ふれあい チャレンジ きらりかがやく 三里の子の育成」を教育目標にかかげています。小規模校のよさを生かすために6年生をリーダーとした縦割り班を編成し、「共遊」「掃除」「なかよし給食」「三里ウォーク」などの活動に取り組んでいます。毎週1回登校時に通学路のゴミを拾ってくる「クリーン作戦」は20年以上続く活動で、市や県から環境保全活動実践校として表彰されています。
 学校と育友会と地域が一体となって様々な体験活動を提供している「三里ふれあい自然塾」は本校の特色ある活動の一つです。農園での野菜作り、いちごやみかんの収穫体験、夏休みのふれあいサマーキャンプなど、子どもたちも楽しみにしています。県内外に有名な牛尾梅林で開催される梅まつりの期間中には、会場までの道路の清掃活動や特産物販売等のボランティア活動にも取り組んでいます。さらに青少年育成会の協力で田植え・稲刈り・もちつき・しめ縄作りの体験活動も行っています。
 その他、特色ある取り組みとしては、三里の子どもの誕生日に本を贈る事業「みさと・はっぴぃ ぶっく」があります。子どもたちに読書を通して「考える力」「判断する力」「表現する力」を育んでもらおうと、地域からの寄付を基金にして子どもたちの誕生月に 本が贈られています。
 三里小学校はこれからも「小さな学校の大きな活力を発揮」し、「地域の中の学校」つくりを進めていきます。